コンセプトは2つ
- シニアがヨガで元気になっています!
- ヨガは運動療法!
1.シニアが元気になっています!
人類の長い歴史の中でも若返った人は1人もなく、だれもが向かっていくシニアへの道。
厚生労働省の「地域包括ケアシステム」では、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けられるように地域の支援、サービスの提供体制を構築し推進する、と謳っています。
これ、シニアは地域でヨガをして元気に暮らしましょう!と国が勧めていますよね!
仲間が集まり、喋って笑って体を動かせば、孤独やストレスも吹っ飛びます。
先日こんな事がありました。
クラスの初めに「今日は見学でもよいですか? 精神的にちょっとありまして、体を動かす気にはなれないのですが、 でもこちらに来るのは楽しみで、休みたくなくて来てしまいました」と、元気がありません。
「勿論です、来て下さっただけでも私は嬉しいですよ」と言うと、お仲間達も「先生のお話し聞くだけでも身体に良いんだから(笑)来てよかったわ。 家にいるよりずっと楽しいものね!」と優しい言葉をかけてくれます。
いつも通りのシークエンスと皆で大笑い~の1時間を過ごし「気持ち落ち着きました」と笑顔でお帰りになりました。
身体を動かさなくても、心が元気になればそれもYOGA!!
色々あっても、集える時間が大事です。 楽しく体を動かせば、効果抜群!!
〈痛み〉が緩和したり、無くなったり、正しく体を動かす効果を感じられて、皆様益々お元気になられています!
シニアヨガ指導者、介護予防指導士と中途半端な人生経験をいかし(笑) 皆様に「健康と笑い!」を提供致します。
2.ヨガは運動療法
皆さんからよく聞く話です。
「腰が痛くて病院に行ったら、さんざん待たされて痛み止めとシップもらって終わりよ!」と、これはまだ良いほう。「年だからしょうがないですね~って言われちゃったわ」という方も…。
つまり、皆さんが困っている「膝痛」「腰痛」は病気ではないと言う事なのです。
整形外科医は、骨が折れた、椎間板が飛び出た(ヘルニア)などの病気(器質的障害)に対する治療法は学びますが、身体の使い方や加齢から起こる膝痛や腰痛など(機能的障害)については学びません(リアルドクターの話しです)
機能障害を起こす大きな原因は、体の使い方の「癖」です。 「癖」とは聞こえはソフトですが「歪み」であり、やがて「痛み」となります。
ほかにも加齢による筋力の低下、運動不足なども原因になります。
ではどうしたら良いでしょうか?!
正しく体を動かしましょう。 正しい姿勢(これが問題です!)を心がけましょう。
例えば『膝』…痛みが酷いときは安静も必要ですが、無理のない程度に動かしたいです。
動かす事で関節液の分泌が促され、動かしやすくなるだけではなく、その関節液は軟骨の栄養になるからです。
『動かす意味』を知り『効果』を実感すると、動かさずにはいられませんよね。
動かして痛みを緩和、なくしていきましょう。 これが運動療法です!
関節を正しく動かせば筋肉はしっかり働きます。
ご自身の身体を知り、癖を知り、意識して正しく動かす事!
「からだ知るヨガ」はそのお手伝いをしています。
身体は動かしてなんぼ…ご一緒に体を動かしましょう!!